おれと時々ねこのブログ

おれのこととか猫のこと書くでい!

カルボ

【材料】

1.パスタ・・・1人前
2.ベーコン・・・食えるだけ
3.にんにく・・・3~4片
4.粉チーズ・・・たっぷり
5.たまご・・・4個
6.ブラックペッパー・・・適量

【作り方】

①にんにく、ベーコンを切る

にんにくが大分前から家にある雰囲気だったので、使い切りたかった俺は一気に4片を使うという冒険に出た。


にんにくをみじん切りに。全然切れてない大きな破片もあるが、それが男の料理。むしろ切らずににんにく1個まるごと使った方がよかったまである。

カルボを作るために買ったこのベーコン君を開封。おはよう。(Good Morning bacon.)

最初からある程度カットされていたが、それでも少し大きかったので、サイコロ状にカットした。「なんでカルボナーラやのにサイコロ状やねん」ってなんでそんなんを、さい配のアレを言われなあかんのよ。俺も切ってからカルボのベーコンは縦長にカットやろと思ったよ。



②卵と粉チーズを混ぜる


卵4個と大量の粉チーズを混ぜる。粉チーズ値段高いのにこんな量を使わないといけないなんて...。粉チーズをかけてるときに「カルボ作るのもうやめよかな」と思いましたよね。


混ぜるとかなりカルボっぽいソースができる。ここまで見て「いやずっと何してんねん。」と思われる方がいるだろう。今やっているのは"下ごしらえ"です。調理の終盤にここで出てきた食材たちが合わさってカルボナーラになっていきます。どんどん点と点がつながって面白くなります。今は伏線を張っているところなんで面白くないかもしれないですね。でももう少し我慢して見てください。ハガレンも7巻くらいからどんどん盛り上がります。僕も最初は「ハガレンあんまりおもしろくないかも」と思っていましたが、7巻くらいのキングブラッドレイがグリードの仲間たちを殺していくところくらいから面白すぎて「ハガレンおもろすぎやろ」ってなりました。

③パスタを茹でる


パスタは茹でないと固い。そして鍋の中に手を突っ込むと熱い。火を使っているからである。

パスタのゆで汁を取る。僕は「このゆで汁取る作業いる?」っていつも思うんやけど、同じように思ってる人世界に9億人くらいいそう。


③フライパンで食材たちを炒めて、カルボナーラにしていく。


フライパンにオリーブオイルをしいて、ベーコンを炒めていきましょう。


お次はにんにくを投入。序盤に出てきた点と点がつながってきましたね。伏線王の尾田栄一郎先生でも「ベーコンとにんにくここで出てくるんか...。」って言うでしょうね。


ベーコンとにんにくを炒めていきます。こんなん絶対うまいやんか。ハッキリ言うて。


先ほど取っておいたゆで汁を投入。ほんまコレ意味あるかわからん。別にただの水でもええやん。でもそれやったらゆで汁の方が塩味効いててうまいか。(俺は自分の間違いをすぐに認めれる男なんです)


パスタとソースを投入して炒める。ここからフィナーレにかけてどんどん面白くなりますよ。


卵が固まってしまいました...。なんでやねん。実はこのレシピで前も作ったことあるんですけど、その時も卵が固まってしまって「あかんやん」ってなったんですよ。これなんでなん?

カルボナーラをお皿に盛り付けて、ブラックぺッパーをかければ完成!


なんでなん? 

HBD!!

本日は俺のベイビーちゃん達の誕生日。今日で1歳になったよ。ウチの子になってくれて本当にありがとう。

今朝の猫ちゃんたち。「誕生日おめでとう!」と声をかけるとこんなに喜んだ表情をしてくれましたね。


こういうめでたい日くらいはペット用のケーキでも買おうかと思い、さっそくイオンに車を走らせた。前にイオンペットにペット用のケーキが売ってあるのを見たことがあるのだ。余談ですけど、今日めっちゃ道混んでましたね。進まなさすぎて、歩いた方が早いやんって感じでした。昔、ペーパードライバーの僕の友達が大きなカーブにビビッて減速しすぎて、歩道のおばあちゃんが乗る自転車に抜かれてたのを思い出しましたね。

イオンペットにはたくさんの種類のペット用ケーキが売っていた。その中でも1番大きなケーキの原材料を確認すると砂糖とか入ってるみたいで、正直体に悪そうでしたね...。なので、小さいイチゴタルトみたいなのを買った。


先ほどタルトを解凍し与えてみたのだが、見慣れない食べ物に警戒して全く食べてくれない。だけどそこで諦める俺ではない。「食べたらおいしいぞ」という雰囲気の顔をしてみたり、タルトを食べやすいように細かくしてお皿に出してみたり、スプーンで顔に近づけたり、いろいろな工夫をした。結局食べませんでしたね。





ワイルドキャット

先日Amazon primeで「ワイルドキャット」というドキュメンタリー映画を見た。戦場で心に傷を負った元イギリスの退役軍人の青年ハリーがアマゾンの野生保護センターでオセロット(ヤマネコ)の赤ん坊を託され、野生に戻すまでの奮闘記録が映像に収められている。

このドキュメンタリーでは2匹のオセロットの赤ん坊が登場する。1匹目のオセロットの名前は"カーン"。この子はハリーと散歩をしている途中に密猟者がジャングルに仕掛けた銃のトラップにより、命を落としてしまう。猫を飼う僕には心が痛いシーンでしたね。ずっと一緒に過ごしてきたハリーも傷心してしまい、心を閉ざしてしまう。
カーンが亡くなった後、しばらくして2匹目のオセロットを引き取ってほしいと連絡がくる。この子は"キアヌ"と名付けられ、再びハリーに託された。亡くなったカーンとその姿を重ね合わせているのかハリーも元気を取り戻す。そしてカーンの時と同じような悲劇を繰り返さないために人気(ひとけ)の少ないジャングルの奥深くに拠点を移動し、プロジェクトを開始する。約1年半の期間をかけ、ハリーがキアヌにハント(狩りのこと。マークハントではない。マークハントは歳を取ってもUFCで活躍してたのすごすぎやろ。)の仕方を教えたりして、野生にだんだんと順応させていく。結果的にキアヌは無事野生に戻すことに成功するのだが、最後の別れが悲しかったね。キアヌもハリーにかなり懐いていたし、急にハリーがジャングルからいなくなるわけだから、「キアヌ寂しくなかったかな」なんて思っちゃったりして。

こういう映像を見た後はウチの猫ちゃんたちがいつもより一層愛しくなります。
ウチの猫様達は変わらず元気で健康に育ってくれています。前に書いたオス猫の自傷行為も最近はすっかりなくなって、ホッと一安心しております。

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ということでたまにはウチの猫でも見て癒されてよ。

 

【祝】野球日本代表チーム世界一奪還おめでとうございます

いや~WBC2023のアメリカ戦本当に勝ててよかった。大谷対トラウトで幕を閉じるなんて「できすぎやろ。漫画やん。」って思ったね。僕は前の記事にも書いた通り、仕事のため試合をリアタイすることはできなかった。だが、どうしても試合を楽しみたかった僕は試合を録画して情報遮断をし、帰宅できるかというチャレンジをした。日本代表の戦いの裏で俺の戦いも始まっていたのだ。果たして俺は、家に帰るまで情報遮断することに成功したのか?

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今回の戦(いくさ)にはかなりの試練が俺を待ち受けていた。まず会社に着くなり俺は「録画してるんで、WBCの結果教えないでくださいね」と周りに釘を刺した。俺の周りは野球に興味のない人ばかりなのだが、これだけ盛り上がっているWBCはさすがに釘をさしておかなければならないだろう。

しばらく仕事をしていると、まず最初の試練がきた。なんと会社のチャットアプリで「日本が2-1でリード!」とメッセージがきたのだ。しかも野球興味ない人から。思わず「ぬおぉぉ!」と声が出た。そしてすぐさま「情報遮断してるんで、教えないで...」と返事をした。思わぬところから試合速報が入ってくるほど、今回のWBCは注目度が高い。周りの人も面白がって「試合速報教えようか?」なんて俺をいじってくる。もちろんみんな勝ち負けやスコアについては触れないのだが、俺くらいの野球ファンになると、みんなの話している内容で試合展開が読めてしまうのだ。みんなが話していた内容は以下の通り。

・大勢って選手は苗字が大勢なの?
→あ、大勢投げてるんやってわかってまうて。大勢が投げてるということは競ったゲーム展開だと予想できてしまう。

・12時前に「もう終わったみたいだよ」といわれる
→8時から試合が始まったとして、4時間以内に試合が終わっていることから荒れたゲームではないことが予想できる。ロースコアだったんだなとわかってしまった。

・いやぁメキシコ戦を超える試合になるとはね
→メキシコ戦は終盤にシーソーゲームを展開した。ということは終盤に盛り上がる展開が予想できる。しかもその言い方的に「日本勝ったんじゃね」と思ってしまった。

・勝ち負けとかはわからんけど、優勝セールとかあちこちでやるんかな?安くなってほしいな~。
→うん、勝ってるね。ダメだよ言っちゃ。

もうね、何も言わないでほしかった。この時点でなんとなく勝ったんだとわかってしまったので、帰ってからの楽しさ半減だなという感じだ。それでもまだはっきりと勝敗はわかっていないので、お昼休憩は食堂にいかない(テレビがあるため)、携帯はずっと機内モード、話してる人の近くにいかないなどの策を講じ、なんとか就業時間を終えた。
あと問題は帰りのバスだ。バスの中でWBCの話をしているやつがいるかもしれない。いつもバスの中は静かだし、イヤホンがあるから大丈夫だろうと思っていた僕だが、この後、最大の試練が待ち受ける!!(ガチンコファイトクラブ風)

なんといつもは静かなバスに「クソデカボイス野球大好き野郎」が2人乗り込んでしまったのだ。しかも僕の隣に立っていた。音楽を聴いているので、話している内容は聞こえてなかったが、それでも音楽のイントロ部分や曲と曲のつなぎ目の静かなところで断片的に話し声が聞こえてくる。「ダルビッシュ」「大谷」「藤浪」「キャッチャー」などの単語を発している。藤浪はWBC出場してないやろと思ったが、確実にWBCの話をしている。「ジーザス...。ここまで来てまだ試練を与えるのですか?神よ。クッソ…途中下車するか?!」いろんな考えが頭をよぎったが、音楽のボリュームをあげたり、腕で耳を防いだりしてなんとか耐えた。そして彼らは僕が降りるまでの30分野球の話をし続けた。野球好き同士で話すの楽しいのはよくわかる。俺も野球話はいつまでもできる。ただ今日だけはやめてくれ。そして声のボリュームを下げろ。正直イライラしていた僕に「殴ろうか?」と心の中のジローラモも語り掛けてきた。


エースがサカズキに殺されたときのガープ状態だった僕だが、俺の中の理性(センゴク)がなんとか俺を押さえてくれた。

他にも彼らが話してきた内容でこんなことが聞こえてきた。

・あの監督の考え方がわからん

・でも優勝してほしかったな(聞き取りづらかったが、そう聞こえた気がした)

非常にネガティブな内容だ。「あれ、もしかして負けたの?」とてっきり勝ったものだと思っていた僕は混乱した。結果的に勝ち負けがよく分からない状態で録画した試合を見れたので、非常に楽しめた。今回の情報遮断チャレンジは完ぺきではないものの成功といってもいいのではないだろうか。それにしても俺の周りは野球興味ない人ばっかりで助かった。明確に話していたのが、バスの中の2人だけだったなんて「ここほんまに日本か?」と思ったね。改めて日本代表おめでとうございます。夢と希望をありがとう。

【予祝】野球日本代表チーム世界一奪還おめでとうございます

いや~おめでとうございます。WBCの決勝でアメリカ vs 日本なんて野球ファンにはたまらん最高の舞台でしたね。初回大谷の3ランホームランから始まり、正尚、村神様のタイムリー、今永の粘りの投球、ヌートバーのファインプレイもあって、もう日本代表のすべてを発揮できたよね。
でもアメリカも手強かった。キャプテンであり大谷の同僚マイク・トラウトは2本のホームラン。トラウトだけではなくムーキー、アレナド、ゴールドシュミット、シュワーバー、タッカー、アンダーソン、リアルミュート、ターナーと強打者揃い。このスター軍団相手によく勝った!本当にお前さんたちは強い侍になった!...まぁこれくらい予祝しといたら大丈夫やろ。

予祝もほどほどにして、現実の世界の話をすると、今日のメキシコ戦やばかったね。しびれる試合で面白すぎた。しかも明日はアメリカ戦ですごく楽しみにしているのだが、仕事ェ....。今日の試合が終わってから、今までずーっと明日有給で休み取らんかったことを後悔している。だってメキシコ強いねんもん。負ける可能性あるのに有給取られへんやん。これは日本代表を信じなかった俺と吉川が悪い。

それにしても今日の試合序盤の展開は重かった。メキシコの先発はエンゼルス所属で大谷と仲良しのサンドバル。サンドバルは左打者からの被打率が非常に低く、左打者が多い日本打線は苦戦が予想されていた。しかも日本打線は1~5番まで左が続くということで、スターティングラインナップを見たときは「これ大丈夫かぁ」と思ったよね。
で、いざ試合が始まるとメキシコ先発のサンドバルは絶好調で日本打線が打てる気配はなく、佐々木郎希が先に3ランホームランを打たれてしまった。この時点で正直「あ、コレ負けたわ」と思ったよね。僕は日本の投手力は世界でも通用すると思っているが、打者のレベルはかなりメジャーとの開きがあると思っている。だからロースコアのゲームを制すしかないと思っていたところにいきなり3点取られて、しかも相手のサンドバルは絶好調だったからね。この時点では「明日有給取らんでよかった~」と思ってましたね。

その後、後続の山本由伸が3点で踏ん張り続けて、7回に吉田正尚の3ランホームラン。っぱ正尚よ。僕はここ数年、日本最高の打者は吉田正尚(大谷は別格)とずっと言い続けてきたので、「ほら、見たか。NPBにもすごいバッターはいるんだぞ。レッドソックス良い買い物したよ。」と勝手に誇らしくなった。この段階でイケると思った僕は明日有給を取らんかったことを後悔し始めた。

しかし、その次の回に山本由伸が1アウトからアロザレーナに二塁打を打たれる。このアロザレーナは手ごわかった。躍動しすぎてて、今日はアロザレーナDAYかと思ったよね(実際は春分の日でした)。岡本のホームランボールをスーパーキャッチするし、その後も日本の打者のいい当たりが全部アロザレーナに取られるし(打球判断も守備範囲も素晴らしいのよ)、あの腕組みのパフォーマンスかっこいいし。アロザレーナの1プレーでメキシコに流れを引き寄せてたんで、日本で言う大谷のような存在やったね。
その後、なんやかんやで2失点してしまい、スコアが5-3になったところで「あ、コレ負けたわ」と思った。終盤に点を離されるのはキツイよ。「明日有給取らんでよかった~」と思いましたね。

だけど日本は8回に1点を加えて、9回の先頭バッターは大谷。右中間を破るツーベースを放つ。これ大きかった。日本国民も日本代表のチームメートもみんなが「同点いけるやん!」ってなったと思う。そして村神様のサヨナラタイムリーにつながるわけですね。もうね、最高に面白い試合すぎて、野球がもっと好きになりましたよね。

そして、明日はトラウト率いるアメリカとの決勝。奇しくもトラウトと大谷はともにエンゼルスでプレーするメジャー最高峰の選手同士。チームが弱く、シーズンでは優勝に無縁の2人がWBCの決勝で相まみえる。今回のアメリカ戦にはそういうシナリオも加わって、めちゃくちゃ盛り上がりそうなんですよね。ほんまにずっと「俺なんで有給取らんかってん」と後悔してるよね。
生で見れないので、仕方なく明日の決勝は録画をした。情報をシャットアウトして、夜に1人WBCを開催する予定だ。情報飛び交うこの現代社会で果たして、情報をシャットアウトできるのか?

僕は第一回WBCでもこのシャットアウトチャレンジをしたことがある。当時中学生だった僕は決勝のキューバ戦を見たかったのだが、なんとその日に部活の練習試合が入っていたのだ。決勝の試合を見たすぎた僕は仕方なくVHSに録画をして、他の部員には「WBCの話はするな”部員"!!」と釘を刺しまくった。


ベン・ベックマンみたいに部員に何もさせませんでしたね。

練習試合の帰り道にあった駄菓子屋に寄る際にも「ちょっと待てよ...いやちょ待てよ!もしも駄菓子屋にテレビがあったとしたら?ここで駄菓子屋に行くのは得策ではない。お前たちだけで行きなさい。」と徹底して情報を遮断した。部員によると本当に駄菓子屋の中にテレビがあり、試合が流れていたらしい。そんなファインプレーもあって、この時は見事に情報遮断に成功した。

ただ当時はまだガラケーの時代で情報は今よりも取得しにくかった。そのため情報のシャットアウトに成功できたが、今の時代で情報をシャットアウトするのは至難の業だ。だけど僕は結果だけじゃなく、過程も楽しみたい。それが新の野球ファンというものだろう?とりあえず携帯は機内モード、周りの人にも「WBCの話はしないで」とお願いしてみようと思う。それでも試合結果を知ってしまったら、それはもう仕方がないと割り切るしかない。俺がそこまでの男だったという話。とりあえず明日に備えるわ。


【報告】ご報告のお知らせ

先日、「口内炎は俺の友達だ」みたいな記事を書いたが、なんと現在、口内炎が4つ一気にできている(ガチで)。内訳は唇に3つと舌の裏に1つだ。俺が「口内炎は友達」なんて言ったから、調子乗って集まってきてもうてるとしか思えへん。アホか!友達なわけないやろ。冗談が通じへん口内炎やわぁ。さすがに4つ同時に口内炎ができるのは記憶にないよ。3カ月前と7カ月前にも同時に4個くらい口内炎ができたことはあるけど、ほんまにそれくらい。

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ところであなたは「言霊」を信じますか?言霊というのは「言葉に宿る霊」と書きます。金八先生だったら、卒業式の日に「あなたは言葉を霊にする、そんな人間になってください」と言ってくれるでしょう。
今回の現象では私が「口内炎は友達」と言ったことで、本当に友達が集まってきました。言葉は力を持っています。あなたも普段から言葉を発することを習慣としてください。もし、あなたにやりたい夢があるのなら、毎日「俺は~をする」と言葉にしましょう。その言葉は言霊となり、いずれあなたの夢を実現してくれます。

【お知らせ】
本日より私の気を込めたストーン(通称:ストーン)を本来であれば1つ定価70,000円のところ、4/20までの期間限定で68,000円で販売いたします。すぐに売り切れてしまうことが予想されるため、お買い求めの方は下記アドレスまでご連絡ください。かなり丸くていい石です。

mail : koukayabai.kattahougaii@gmail.com

バスケがしたいです…

高校生の時バスケにハマっていた。バスケは体育の授業でしかやったことのなかった僕だが、漫画「スラムダンク」を読んで感銘を受け「あかん!バスケやりたい!」と周りの友達に声をかけた。

俺 「おい!バスケやっぞ!」
友達「ええでい!」

そんな感じでいい感じに人が集まり、市のスポーツセンターにバスケットボールチームを登録した。チーム登録をすることで、市のスポーツ施設を借りることができるのだ。
体育館は1時間1500円で利用できた。毎回2,3時間の利用で10人くらい集まっていたので、1人最大でも450円でバスケができる。安西先生、バスケができます。

スラムダンクに影響されていた僕はスラムダンクのキャラみたいにカッコいいプレーをしたかった。だが現実はそう甘くない。バスケ初心者の僕は全然ボールと友達になれない(もうはとこやったわ)し、チーム内にバスケ部の連中もいたので、そいつらにいつもドリブルで抜かれまくっていた。「俺ドリブルで抜かれるモブ役みたいになってない?俺が体育館の予約とかしてるのにこんな脇役になることある?」とディフェンスもせずにコート内でブツブツ呟いていたので、メンバーからは「下手くそやけど予約はありがとうな。あとチームにいるとマイナス1やからキツイ」というあだ名で呼ばれていた。

僕には流川みたいな天才的なプレーはできないし、花道みたいにリバウンドもできない、リョータみたいに素早いドリブルでディフェンスをかわすこともできないし、ゴリみたいに点を防ぐこともできない。だけど1人だけ僕が真似できるキャラがいた。三井寿だ。シュートなら俺でもなんとかできそうだ。

その日から僕はドリブルを捨て、精度の高いシュートを打つことに専念した。そこからはもうバンバンシュートを決めたよね。「俺のスリーポイントシュートはきれいすぎて、もう7点やろ」ってよく言ってましたよね。
僕たちはチーム分けの時に2人のリーダーがお互いじゃんけんをして、勝った方から順番にチームに入れたい人を指名していくのだが、そこでも僕は結構早めに指名されるようなった。早めに指名されたときは「うぃーっす、だりー。」みたいな天才の感じを醸し出していたが、内心かなり喜んでいた。

言っても僕たちのバスケは仲間内のお遊びバスケだったのだが、そんな僕たちに隣でプレーしていたバスケガチ勢大学生が「試合やりませんか?」と声をかけてきたこともあった。僕はガチ勢に下手くそと思われるのが嫌だったので「どないする?俺らは俺らだけで楽しんでるもんな」と言いかけたが、バスケ部の友達が「ええな!やろや!」と試合を引き受けたこともありましたね。
その時はもちろん僕はベンチで、バスケが上手い友達5人が試合をしていた。僕はガチ勢に控えと思われるのが嫌だったので、ベンチから「俺は幻のシックスマンやからな」という顔で戦況を眺めた。出場しないからほんまに幻に終わったよね。ってか、俺がメンバー全員に1人ずつメール送って、日程調整して、体育館借りてるのにずっと試合見させられるってなに?

ま、そんな汗くさい青春時代の思い出であるバスケ(Basketball)だが、もう何年も活動していない。最後に集まったのは大学生の頃だろう。やっぱり社会人になるとなかなか集まれないものだ。2023年、当時僕がはまっていた「スラムダンク」がちょうど映画公開をしている。

俺、バスケがしたいです。


画面の前のあなた。いま脳内に「世界が終わるまでは~離れることもない」ってスラムダンクでおなじみのBGM流れてますよね。そういうことやねん。