おれと時々ねこのブログ

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10月末にコロナにかかった

そういえば昨年の10月末に新型コロナウィルスに感染した。
正直なところ「コロナなんか大したことないやろ!」となめていたのだが、経験してみると考えが360°変わり「コロナなんか大したことないやろ」と思うようになった。

事のはじまりは、朝起きたときの喉の違和感からだ。
最初は「季節の変わり目やから風邪ひいてもうたかな?それかコロナか?」程度にしか思っておらず、全くコロナに感染しているなんて思ってもなかった。
次の日は微熱が出て、その次の日には熱が38度台後半まで上がった。
さすがに体温計の表記を見て「え、うそやろ?俺の脇のマグマ噴火した?」と思い、脇を確認してみたが、俺の脇は「休火山」のためマグマが出ているわけはなかった。
そして改めて「腋毛ってなんで生えてんねん」と思った。

次の日に病院に行き、抗原検査を受けて、コロナ陽性の判定を受けた。
抗原検査は鼻の奥に綿棒を入れて粘液を摂取するという検査でインフルエンザの時に経験済みなのだが、今までで一番痛かった。
普通は診察室で先生と対面で検査を行うのだが、発熱ありの患者は車の中で診察となっており、車の窓の外から先生が手を伸ばし、鼻に綿棒を入れてくるので、力の加減がわかっていないのか、鼻の奥に綿棒が入りすぎていた。痛すぎ~!(IKKOさん風)
その痛さをわかりやすく言うと、お尻の穴からノコギリクワガタを入れられて腸を直接挟まれるような痛さだった。

とにかくコロナで自宅待機になったのだが、発熱ももちろん、喉の痛みが特にひどかった。
唾を飲み込むたびに強烈な痛みが喉を襲うため、数日はご飯がまともに食べられなかった。
寝る前に病院で処方してもらったロキソニンを飲んで寝ると、発熱とともに喉の痛みも少し引くのだが、毎日ロキソニンの効果が切れる真夜中に喉の痛みで目を覚ました。

真夜中になるとハート様のように痛がった。
近くにケンシロウが住んでいた場合、
北斗柔破斬で殺されていた可能性がある。


コロナが厄介なのは、インフルエンザでいうところの「タミフル」のような特効薬がないので、ロキソニンで押さえても時間が経てば、何度も症状が繰り返すことだ。
待機期間が終わってからもしばらく咳は止まらなくて、公共交通機関を利用している際に周りの人からの視線が痛かった。
海外に行くとアジア人は差別の目で見られるということをよく聞くが、少し気持ちがわかった気がする。

僕の夢は「差別のない平和な世界」を作り上げることなのだが、改めて俺がこの世界を変えるしかないなと思わざるを得なかった。